日本酒から「SAKE」へ

日本国内では、販売数量、酒造場数ともに減少傾向にある日本酒ですが、その反面、輸出量は、大幅に増えています。その要因として、欧米や中国は、もちろん、世界中で和食ブームと言われている。和食と、切っても切れないものと言えば日本酒である。各、日本酒メーカーは、世界に向け日本酒のビジネスを展開してきているのである。昨今の物価高、輸入に頼る日本にとって日本酒から世界のSAKEへと変貌するだろうか?

今後、日本酒が世界に広まっていったと仮定しよう。NIHONSHUと呼ばれる以上は、日本人すべてが日本酒を知っている人と認識されるであろう。海外から来た外国人は、きっとこう聞きます。「NIHONSHUってなんですか?」これを即座に答えられる人は、果たしてどれくらいいるのだろうか?これは、大変だ。すぐにでも日本酒の知識を学ばなくてはいけません。日本酒ブームが来るかも?と予想されるデータがあります。

国税庁による日本産酒数輸出動向によれば、輸出金額の増加が顕著に現れています。日本産酒類の輸出量のほとんどが、清酒(日本酒)とウイスキーです。

総輸出金額(円)清酒輸出金額(円)ウイスキー輸出金額(円
2014年290億115億58億
2015年390億140億103億
2016年430億155億108億
2017年545億186億136億
2018年618億222億149億
2019年660億234億194億
2020年710億241億271億
2021年1146億401億461億
2022年1392億474億560億

清酒もですが、ウイスキーの伸びが凄いです。2014年から2015年にかけて輸出量が急激に増えているのは、NHKの朝ドラ(マッサン)の影響でしょうか?国産ウイスキーの価格は、爆上げしています。山崎25年シングルモルトがアマゾンや楽天で200万前後で取引されています。手が出せません。これも海外需要が、原因と言われています。              果たして日本酒のこれからの未来は・・・NYの酒蔵レストランでは、数百種類の日本酒を日本から取り寄せているそうです。日本酒の魅力に世界が気が付き始めてるのでは、ないでしょうか?日本酒から世界のSAKEになる日が近づいています。今飲んでいる、日本酒が高騰してあまり飲めなくなるのも困りますね。複雑な気持ちです。

次回 世界をまたにかける日本酒メーカー

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